京都あるく人

京都人の京都観光、社・寺・城・・・色々歩きます。

おいなりさん

春ですね。

 

 

やっぱり、第1号は旅行口コミサイトで世界1位!!

 

伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)

です。

 

 あの、お稲荷さんの総本山です。

 

f:id:finetimecafe:20180325180437j:plain

今回はJR稲荷駅より、参りましたが、

駅を出た瞬間です。

早いですね、さっそく鳥居が見えてきました。

鳥居の近くには、稲荷といえばのキツネさん。

 

 

 f:id:finetimecafe:20180325183656j:plain

稲荷神社は稲荷大神を祀る神社です。

そして、天長4年(827年) 稲荷大御神が御鎮座されたのが、後ろの稲荷山です。

 

もともと、五穀豊穣の神様だったんですよ。

『伊呂具秦公の的にして射た餅が白鳥と化して飛び翔けり、

その留った山の峰に“稲”が生じた奇瑞によって、イナリという社名になった』

そうです。

稲荷の語源はイネナリ、つまり、「稲がなる」です。

 

今では商売、産業等の神様になっています。

 

 f:id:finetimecafe:20180325184803j:plain

注連縄。

これは、雲を表しています。

横の垂れ下がったわらは〆の子といい、雨を表しています。

白い紙は紙垂(しで)といい稲妻を表しています。

 

カミナリ??神鳴りとされ天災では??と思ったかもしれませんが

実は、稲にはとても大切なのです。

 

稲の妻。雷が落ちると、稲の育ちがよくなるそうです。

科学でも立証されているらしいです。

昔の人はすごいですね。

 

おまけ

『雷が起きると、落雷よけに「くわばら、くわばら」と唱えることがありますが、

これは、左遷させられた藤原道真が雷神となり宮中に雷を落としたのですが、

「桑原」というところにだけ雷が落ちなかったそうです。』

 

 

稲荷といえば狐。

f:id:finetimecafe:20180325192251j:plain

神史です。

これは、キツネが作物の敵、ネズミを食べてくれるからだそうです。

御揚げさんをイナリと呼ぶのは、

キツネの好物としてお供え物にしたところからきています。

f:id:finetimecafe:20180325180900j:plain

私、関西人ですので、この形。

狐の耳だとか、稲荷山だとか・・・。

 

キツネさんのくわているもの。

 

f:id:finetimecafe:20180325180440j:plainf:id:finetimecafe:20180325180441j:plain

玉は稲荷神の霊徳の象徴、鍵は稲荷神の霊徳を身につけようとする願望だそうです。

玉は宝物庫、鍵はそれを開ける鍵だとも。

陰と陽、天と地、対になる存在だそうです。

 

花火の、鍵屋、玉屋の屋号はここからとられています。

 

f:id:finetimecafe:20180325180442j:plain

穂、もちろん五穀豊穣。盗人ではありませんよ!

 

 

f:id:finetimecafe:20180325180439j:plain

巻物は知恵。

 

キツネ、賢そうな顔してますもんね。

 

稲荷にはキツネさんがいっぱいです。

なにもくわえていないのもいますよ。

 

次は、稲荷山をのぼります。

だいたい、山頂まで1時間てとこでしょうか。

 

 

つづき 稲荷山  編